「度重なる危機 貧困が深刻化」
もしもしキモチでキャッチャーボランティアをされているNさんが、昨年10月よりレバノンで難民支援を行っています。
レバノンは隣国シリアからの大量の難民が暮らしています。近年ではデフォルト、ハイパーインフレといった経済危機に加えて、
新型コロナウイルスの感染拡大も発生、8月の化学物質倉庫の大爆発など度重なる危機が襲っています。
人口に占める難民の割合が世界で最も高いこの国で、シリア難民の89%は極度の貧困状態にあり、現在ロックダウンも施行されたため、
人びとの家計はさらに困窮しているとのこと。
解決策の糸口も見えない状況の中で、米や豆、砂糖や油、紅茶など基本的な食料や必須薬の直接配布をされてます。
そして、そのようなNさんの活動を耳にして、図書館でレバノンの本を色々借りて興味を持ち、
「自分は十分贅沢に暮らせているから、本当に困っている人に使ってもらった方が良い」と、
3ヶ月ほど、お小遣いやお年玉を寄付すると、活動を続けている小学校3年生のENAさんがいます。
いとこさんや、はとこさん、ご友人など少しずつ仲間も増えて、街に募金をお願いに出たり、新聞作りをしたりもし始めているとのこと。
Nさんも子どもたちも自分にできることからまずはやってみる、その行動力が素敵だなと思いました。
私たちもグリーンハウスプロジェクトを応援しています。